水泳の授業における体育教員に最も必要なスキルとは
先日、帝京大学 医療技術学部スポーツ医療学科 スポーツ方法実習(水泳)II に外部講師として3週に渡る授業が終わりました。
教職必修の授業ということで、教員を目指す学生たちに泳ぐことだけでなく、指導者としてプールサイドに立つ際に知っておくべきレスキュースキルを紹介/体験してもらい、最終週はライフセービング競技にもあるSERCの簡易版を班ごとに分かれて救助役、溺者役を体験してもらいました。
SERCとほぼ同じように、実施者は簡単な想定のみ伝え 細かい部分は知らせずにやってもらいましたが、少しでも〝救助することは簡単ではない〟〝瞬時に的確な判断をしなければならない〟などと感じ、将来体育教員として現場に立つ際に必要なスキルとしてより深く知ってもらえると幸いです。
※SERC(Simulated Emergency Response Competition/シミュレーテッド エマージェンシー レスポンス コンペティション)とは、国内では25m×25mプールにおいて4人1組のチームで1分30秒の間に想定されたシチュエーションの中で、救助・応急手当・情報収集・心肺蘇生などを行い、安全さ・的確さ・早さをチームで競う採点種目。なお、実施者にはほとんど情報が与えられていません。
国際大会では50m×25mプール、2分間で行います。
以下の動画は、僕も出場し 銀メダルを獲得したライフセービング世界選手権2018 日本代表チームのSERC動画になります。
Lifesaving World Championships 2018 Adelaide/SERC①
Lifesaving World Championships 2018 Adelaide/SERC②
授業の様子
今回このような機会をくださった帝京大学 浜上先生と学生の皆様に感謝いたします。
また、帝京大学ライフセービング部の里佳もアシスタントとしてお手伝いしてくれてありがとう!
教員養成課程における水泳の授業で泳ぐことだけでなく、救助する為のスキルとしてライフセービングがもっと必要とされると良いなぁ。とも感じました。
全国の教職必修 水泳の授業でライフセービングを取り入れたいという要望があればスポット授業でお伺いいたしますので、ぜひご連絡ください!!
No fun , No gain !!