イタリア遠征🇮🇹 part①
2月9日
前日に怒涛のレースを繰り広げ疲労困憊の身体を引きずって羽田空港へ。
ライフセービングHPT選抜イタリア遠征の出発日
HPTとは…
High Performance Teamの略
日本のライフセービングスポーツにおける強化チーム。
他競技では日本代表候補などと言われているチームで、ライフセービングではHPTから日本代表が選出されます。
2018年にも出場した
Italian Age Group Championships(イタリア年齢別選手権大会)
イタリア国内でもトップクラスであるプール競技の大会。
2020年9月に開催されるライフセービング世界選手権(Lifesaving World Championships)
通称LWC の会場でもので視察も兼ねて出場してきました!
次世代を担う若手の台頭
LWC2018で引退したトップ選手たちも多く
特に女子チームは殆どが若手に入れ替わるタイミングとなっていて、前回のローマ遠征同様若いメンバーが多い遠征となりました。
毎回、世界選手権が終わり次の世界選手権(2年に一回)に向けてHPTが編成し直されます。
LWC2020に向けた今回のHPTは第11期
今期から僕は選手兼任コーチ(アシスタントコーチ/プール競技担当)として所属しています。
特別、アレやコレと与えるばっかりのスタイルでないのは皆様も周知の通りかもしれませんが…笑
遠征に選手としても選出された時はなかなか両立するのは難しいです。
出来る事といえば、若手の選手たちに遠征や世界と戦う為の考え方や心構え、そして楽しむこと
なんかを話すくらい。
当日のW-UPなんかで質問されればレクチャーもしますが基本、聞いてきたりしなければ僕の引き出しは出しません。
結果が出た時、出なかった時、それぞれで原因は存在しますし、それに対して僕の力を必要としてくれた時に僕なりの考えや知識など得てきたものを提案したりアドバイスしたりします。
若いメンバーにはそういう面で
もっと考えること、意識すること、行動に移すことなどをすりこんでいます!
Stadio del nuoto RICCIONE
2年ぶりの会場に懐かしさが…
プール入口付近で漂い始める強烈塩素臭 笑
海外のプールって異常に塩素が強いです。
ヨーロッパは硬水でもありますので髪の毛もギシギシになったり…
一度訪れている場所は使い勝手も何となくわかっているので不安も少なく過ごせるのが遠征の最大のメリットと言えるでしょう。
練習を終えれば時間はあるので
各選手コンディショニングをしたり、近くのモールにあるスーパーへ行って食材の買い出しにいったりしていました。
この辺りも前回来た経験が活かされスムーズに生活することが出来たのは大きい。
宿舎はコンドミニアム
2人一部屋で寝室は別々
キッチン(コンロは4口)、電子レンジ、オーブン
自炊するには十分な設備が揃っていてしかも部屋も大きく綺麗。
今回の宿舎は大当たり💯
順調に調整も出来ている様子で
いよいよレース当日が迫ってきました!
part ②につづく…
No fun , No gain !!