アクアアスリートって何??

アクアアスリート&パーソナルスイムコーチ 平野 修也 Official Blog

ゾーンとか覚醒とか…

こんばんは!
アクアアスリートの平野修也です。

今朝はゴルフ全米オープンで松山選手が素晴らしいプレーで、
日本人史上初の優勝がかかった最終日でしたね。


惜しくも4打差で2位タイ。

最終日の猛追はテレビでみているこちら側も手に汗握る状況であったかと思います。


さて、松山選手にしてもテニスの錦織選手にしても結果が良い時は、本人でなくともテレビでみている僕たちにすら 〝絶好調〟 とわかりますよね!


そんな絶好調の時に彼らはどのような状況なのか?
単に調子が良いだけでは説明がつかない程に良いプレーが続くと、「今までもこのプレーすれば良かったのに」と思うこともあります。


しかし、それが出来たら今頃松山選手も錦織選手も世界一になってます!笑


ではなぜ、極端にもそんなに差が出るのでしょうか?



僕なりの答えとしては…




〝ゾーン〟に入っているから




ゾーンという言葉を聞いたことがある方も多いかと思います。


ゾーンとは
〝超極限まで高まった集中状態〟

とでも表現すれば良いでしょうか。



僕自身、アクアアスリートとして
ライフセービングやフィンスイミングの日本代表で世界選手権などの国際大会に出場してきましたが、もしかしてゾーンに入った?という感覚を感じたことがありません…笑


ただ、思い返せば
〝どんなことがあっても絶対に記録が出せる〟という感覚はありました。


僕自身は〝覚醒した〟と表現しています!



どんな時でも発動出来る訳ではないのですが、
自分なりに発動条件を考えてみました。

あくまでも個人の条件なので
他の方も間違いなく発動するということはありません笑




○身体の状態が良い○
これは日々の生活レベルでの状態ですね。
疲労が溜まっていない状態で、かつしっかりと睡眠が取れていたりetc...


生活レベルで良い状態であれば
質の高いトレーニングや練習が可能ですよね!


1つの目安として〝水の弾き〟を確認したりしてます。
お風呂に入った時など肩や腕に水をかけると遅かれ早かれ水が弾く…というより流れていきます。


これが状態が良い時は
弾くんですよ。本当に。スパって。

そういう目安を持つと状態がわかりやすいかと思います。




○気持ちの準備が出来ている○
どんなに小さい試合でも大きな試合でも、
試合に出場するという〝気持ち〟はありますね。
ただ、試合の規模によって気持ちの入り方が違ってきたりもします。





○緊張すること○
よく「緊張するな!」と言うコーチがいたりしますが、緊張しないレースやゲームではハッキリ言って素晴らしいパフォーマンスが発揮できません。


緊張するのは当たり前ですが、
その緊張と上手に付き合うことで良い状態になることが出来ます。

緊張は必ずしも不安から来るものではない。
ということ。


そして、もの凄く高まった緊張状態が最後のカギとなると考えています。





大きく3つ挙げましたが、
この3つが整った時にはじめて〝ゾーン〟
もしくは〝覚醒〟というような状態に入るのかもしれません…


身体の状態が良くても
気持ちの準備が出来ていても


最後のカギとなる

もの凄く高まった状態の緊張が訪れない時、僕の場合は覚醒することはないのですが、
全てが整った時に〝超極限に高まった集中状態〟へとなります。



逆に言えば、
カギとなる極限状態の緊張をイメージで作り出すことができれば、
ここぞ!という時にゾーン、覚醒を作り出せるのではないでしょうか?



スポーツに限らず、
何か作業をしてる中で凄く集中してる時は
いつの間にか時間が過ぎてた…


なんて経験をしたことがある方もいるかと思いますが、あれも一種のゾーン、覚醒状態なのかな?と考えたりしてます。



皆さんも思い返してみて
そのような経験をしたことがありませんか?


スポーツでも学業でもビジネスでも
超極限に高まった集中状態を作り出すことが出来れば良い結果を出せるかもしれませんね!


何事も訓練することが大事ですが、
自分自身を知ることで多くのことに対しての答えに近付くのではないかと思います。




No fun , No gain !!